糖鎖生命コア研究所岐阜研究棟開所式、ヒューマングライコーム プロジェクト特別シンポジウム2023を開催しました
2023.05.17
イベント
東海国立大学機構などが本年度から本格的に始めた、生命に必須の分子:糖鎖の情報を網羅的に解読する「ヒューマングライコ―ムプロジェクト」。その中核の一つとなる研究拠点施設:糖鎖生命コア研究所岐阜研究棟が開所しました。
2023年5月15日(月)の13時から、文部科学省、岐阜県、岐阜市、関係機関等からの来賓と東海国立大学機構の役員等の臨席の下、糖鎖生命コア研究所岐阜研究棟の開所式典、内覧会が執り行われました。
開所式・内覧会の様子
開所式に引き続き、「ヒューマングライコ―ムプロジェクト特別シンポジウム2023」が岐阜大学講堂にて開催されました。
ヒューマングライコ―ムプロジェクト(Human Glycome Atlas Project : HGA)の概要説明に続き、招待講演として京都大学・秋吉⼀成特任教授から「未来を創るグライコサイエンス:材料科学とのシナジー」、マッコーリー大学・Morten Thaysen-Andersen教授(名古屋大学 iGCORE特任教授)から「New Opportunities as Glycoscience Enters the Glycoproteomics Era」のご講演をいただきました。また、東京都健康⻑寿医療センター・シニアフェロー・の遠藤玉夫先生から「糖鎖の織りなすダイバーシティ:その先にあるもの」 の特別講演をいただきました。
現地参加登録170名、オンライン視聴登録174名。盛況にシンポジウムを終えることができました。ご多用の中、多数のご参加ありがとうございました。